救急の日について
作成日:2025年09月07日
最終更新日:2025年09月12日
消防署より
9月9日は救急の日
救急医療・救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めるとともに
救急医療関係者の意識の向上を図ることを目的として、毎年9月9日を「救急の日」としています。
【救命の連鎖】とは
心停止などの緊急時に、傷病者の命を救い、社会復帰を促すために必要な一連の行動のことです。
救命の連鎖は、4つの輪で構成されています。
①【心停止の予防】
急な心停止や呼吸停止を未然に防ぐために、生活習慣の改善や、心筋梗塞・脳卒中などの初期症状に注意をすることが重要です。
②【心停止の早期認識と通報】
意識がない人を見つけたら、心停止を疑い、大声で助けを求め、119番通報とAEDの手配を依頼します。
③【一次救命処置】
心肺蘇生法やAEDを使用して意識がない人を助けます。それを実施するのはこれを読んでいる「あなた」かもしれません。
④【二次救命処置と心拍再開後の集中治療】
私たち救急隊が引き継ぎ、より高度な救急救命処置を行いながら医療機関(ドクターヘリを含む)に搬送します。
この4つの輪が途切れることなくすばやくつながることで救命効果が高まります。
皆様のご協力をお願いします。
※AEDの講習を含む講習会を希望者に対し随時、無料で開催します。団体、サークル、友達同士などで、お気軽にお申し込み下さい。
救急車の正しい利用を!
救急車の出動は年々増加しています。緊急ではないのに救急車を呼ぶと、本当に必要とする人への到着が遅れる恐れがあります。
正しい利用にご理解とご協力をお願いします。
もし、救急車を呼ぶべきか迷った場合は、#7119に電話してください。
#7119は、総務省消防庁が推進する「救急安心センター事業」で、全国共通の相談窓口です。
救急講習会の開催・お問い合わせは下川消防署 救急係まで
下川消防署 ℡ 01655-4-2119