北海道下川町地域おこし協力隊 「菌床しいたけ生産施設の幹部候補者」を募集します
作成日:2025年05月20日
最終更新日:2025年05月23日
下川町の概要
下川町は北海道の北部、旭川市から車で90分ほどの距離に位置し、スキージャンプのオリンピックメダリストを輩出しているジャンプの町として知られています。人口は約2,800人、面積は東京23区とほぼ同じ644.54㎢、町内の90%が森林で覆われ、林業・林産業・農業を基盤としたまちづくりを推進しています。
活動場所
下川町市街地から12km離れたところに、「一の橋」という集落があり、かつて林業・林産業で栄え、劇場や映画館などもある賑やかな地域でした。しかし、産業の衰退やJRの廃線などにより、たくさんの人が一の橋を出て行ってしまい、今では約120人しか暮らしていません。地域の産業も基盤がほとんど無くなり、人口流出が著しい地域です。
平成22年度以降、地域おこし協力隊制度を活用してコミュニティカフェの新設や木質バイオマスボイラーを利用した住宅の集住化を行なった結果、2017年には高齢化率が50パーセントから30パーセントに減少しました。
一の橋地区では、ボイラーの熱を活かして菌床しいたけの栽培を行なっています。北海道北部では徐々に知名度を上げてきた下川町産のしいたけを、ますます革新してくれる新たな人材を募集します。
活動概要
業務内容は、椎茸生産施設運営全般で、将来的には経営の中心を担っていただきます。
(1)菌床椎茸の栽培に関すること
(2)椎茸の出荷調整、販売に関すること
(3)施設運営に関すること
(4)従業員への業務指示・指導・人事育成に関すること
施設概要
(1)施設規模:菌床生産棟1棟、培養ハウス1棟、栽培ハウス4棟、オガコ保管庫1棟
選別パック詰施設1棟
(2)椎茸生産量:年間113トン
(3)従業員数:約20人
(4)本施設では、菌床の原料となるオガコを購入して植菌し、培養を経てしいたけを発生、
パック詰めを行い、北海道北部の量販店(イオン・マックスバリュー等)を中心に販売
しています。
募集内容等
募集対象
(1)現在、3大都市圏または地方都市等(過疎法等に定める過疎地域以外)に在住し、採用後、下川町に住民登録できる方
(2)地域になじみ、住民とともに汗を流しながら、地域活性化に取り組む意欲のある方
(3)心身ともに健康な方
(4)地域おこし協力隊の活動期間終了後も下川町に定住する意欲を持っている方
(5)普通自動車免許を持っている方
募集人数
1人
勤務地
下川町一の橋「下川町特用林産物栽培研究所」
勤務時間
1日8時間、週5日勤務が基本(シフト制)
雇用形態・期間
(1)町の地域おこし協力隊に委嘱し、本事業の受託者であるNPO法人地域おこし協力隊と雇用契約を締結して、同法人の職員として従事してもらいます。
(2)雇用期間は、採用日から令和8年3月31日(予定)までとします。
ただし、業務・活動状況等の評価を行い、1年ごとに更新し、最長3年まで任期を延長することができます。任期後は同法人の職員として引き続き勤務していただくこともできます。
給与・賃金等
月額240,000円、時間外手当支給あり
地域おこし協力隊としての活動費の支給はありません。
待遇・福利厚生
(1)雇用保険、厚生年金、健康保険、労働災害保険に加入します。
(2)住宅は、町営住宅等を紹介します。
(3)NPO法人地域おこし協力隊就業規則に準じます。
応募方法
(1)応募期間 令和7年6月30日(月)延長の場合あり
(2)提出書類 下川町地域おこし協力隊応募用紙
(3)提出場所 〒098-1206 北海道上川郡下川町幸町63 番地
下川町産業振興課 担当:平野
TEL:01655-4-2511 FAX:01655-4-2517
E-mail:m.hirano@town.shimokawa.hokkaido.jp
応募書類
選考方法
(1)第1次審査:書類選考
(2)第2次審査:面接選考(オンラインの場合あり)
このページの作成者・お問い合わせ先
産業振興課 商工観光係
電話:01655-4-2511(内線236・237)