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地域おこし協力隊(学芸員・学芸員候補)を募集します。

作成日:2024年03月27日
最終更新日:2024年04月15日

下川町は、北海道の北部に位置し、旭川市から車で約90分、隣町の名寄市から東へ約20分の場所に位置しています。町の面積は、644.54㎢であり、その約9割が森林で覆われ、豊かな自然環境に恵まれた町です。
下川町ふるさと交流館は、生活、産業、教育文化等の資料を展示することにより、その発展過程を理解し、郷土愛を高めるとともに、都市と山村の交流を深める施設として、平成3年にオープンしました。建物の設計は、釧路市出身の著名な建築家である毛綱毅曠氏によるものです。この交流館と町内にある付属施設において、学芸員業務をしていただける「地域おこし協力隊(学芸員・学芸員候補)」を募集します。

業務内容は次のようなことをやっていただきます。(◎は特に力を入れていただきたいこと)
◎資料整理
 約2万点におよぶ大量に保管してある資料について、今後の保存活用、さらには整理(破棄を含め)が大きな課題です。なお、資料の確認はある程度終えておりますが、それも4年以上はかかりました。
◎施設管理
 町内の博物館類似施設は、3館(ふるさと交流館、郷土資料展示保存施設【札天山収蔵館】、収蔵庫【旧菱光小学校】)あり、ふるさと交流館には通年で清掃などを行う管理人がおり、郷土資料展示保存施設は、地域のNPO法人に業務委託して清掃などの維持管理をしていただいております。そのため、ふるさと交流館や札天山収蔵館において、施設の管理人がいない時の施設管理や見学対応などを行っていただきます。
◎郷土資料の活用
 集めた情報をもとにふるさと交流館での展示会や各種事業で活用を行っていただきます。このほか、見学対応の時や教育委員会行事(放課後子ども教室、公民館行事)のなかで町民に伝えていただくこともあります。なお、令和6年度より新たに「語り部」として下川町の歴史や昔のことに詳しい方を登録制で募集し、その方に一定時間常駐していただくことを計画しておりますので、下川の歴史に詳しくなくても問題ありません。
○郷土資料の調査
 前任の学芸員が力を入れていたのは、町民から寄贈された各種資料の製造年代や製造先、また、寄贈者から使用していたころの思い出などを改めて調べることでした。
○埋蔵文化財調査
 開発に伴う埋蔵文化財事前協議について、他の市町村と同様、開発行為側と北海道教育委員会の間に入って、現地確認・書類確認・事前準備・当日の立会等を行っていただくことがあります。
○その他各種調査
 自然・環境関係の調査については、調査機関や研究者に協力してもらい実施していました。近年では化石調査・地質調査などがありました。

1.募集人員 
 1 名

2.募集対象 
  次のいずれにも該当する方。
(1)学士以上の学位を有する方。※卒業大学の地域は全国どこでも可。
(2)学生(学校教育法に定める学校の学生。大学院も含む)ではない方。
  ※休学中も含め、学校に在籍していないこと。
(3)都市地域等(過疎、山村、離島、半島等の法律に定められた地域に該当しない地域)に在住しており、採用後、下川町内に生活拠点を移し、住民票を異動できる方。
  ※都市地域等に該当するかどうか不明な場合はお問い合わせください。
(4)普通自動車第一種運転免許(AT限定可)を取得しており、日常的に運転ができること。
  ※町内の移動で、公用車を運転していただくことがあります。
(5)パソコンの操作(Microsoft office Word・Excel)ができる方。Microsoft office Accessが使えれば、なお可。
(6)学芸員資格を有するか、採用後、学芸員資格の取得を目指す方。
(7)地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない方。
(8)地域の活性化に意欲があり、地域住民とコミュニケーションを図りながら、地域活動に積極的に取り組むことができる方。

3.地域おこし協力隊の活動内容 
下川町ふるさと交流館を中心に学芸員業務をしていただきます。詳細は上記業務内容をご確認ください。

4.身分・任期 
(1)身分は、「下川町地域おこし協力隊設置要綱」に基づき、町長が下川町会計年度任用職員として任命します。
(2)採用日 ~ 令和7年3月31日までとします。
ただし、業務・活動状況等の評価を行い、1年ごとに更新し、最長3年まで任期を延長することができます。(令和9年3月31日まで)
なお、下川町職員(正職員)への登用制度はありません。

5.勤務日及び勤務時間 
(1)標準の勤務時間は、1日あたり7時間とします。この場合における標準的な活動時間は、午前8時30分から午後4時30分までとし、休憩時間を正午から午後1時までの1時間とします。活動業務の都合により、時間外勤務をしていただく場合もあります。
なお、月の勤務日については週休2日のシフト制とします。ふるさと交流館は土曜・日曜も開館することを想定しておりますので、開館期間中(5~9月)の土曜・日曜は勤務日となる予定です。
 その他、年末年始(12月31日~1月5日)は休日となります。
(2)勤務場所は、主に下川町ふるさと交流館(上川郡下川町西町1046番地)となりますが、場合により、下川町郷土資料展示保存施設【札天山収蔵館】(上川郡下川町一の橋287番地)での勤務や、町内での調査もしていただく可能性があります。

6.待遇・福利厚生等 
(1)報酬:月額 200,000円
  ※時間外勤務手当以外の手当、賞与はありません。
(2)活動費:年額160万円(4月1日採用の場合)
  活動費は、事業を遂行するために必要な研修費用、消耗品の購入、旅費などに使えます。例えば、パソコンやソフトウェアのリース料、事業に関連する書籍の購入、必要な資格取得のための受講料(学芸員資格を有しない方の場合、学芸員資格取得に必要な費用も含む)などがあります。
(3)福利厚生:雇用保険、厚生年金、健康保険(北海道市町村職員共済組合)、北海道市町村職員福祉協会、公務災害保険に加入となります。 
(4)休暇:年次有給休暇のほか、特別休暇があります。
(5)受動喫煙対策:下川町内の公共施設は、敷地内も含めて全面禁煙です。
(6)その他の勤務条件は、下川町会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する規則等の関連規則が適用されます。 

7.応募方法・問い合わせ先 
(1)応募期間:随時選考。採用者が決まり次第、締め切ります。
(2)提出書類:下川町地域おこし協力隊(学芸員)応募用紙                             

(3)提出場所:〒098-1206 北海道上川郡下川町幸町 95 番地
下川町教育委員会 教育課 芸術・文化係 担当:松本
TEL:01655-4-2511 FAX:01655-4-3939
E-mail:matsumoto.tatsuyoshi@town.shimokawa.hokkaido.jp

応募用紙  01-2-学芸員応募書類.docをダウンロード     01-2-学芸員応募書類.pdfをダウンロード  

8.選考方法 
(1)第1次選考
 書類選考の上、結果を応募者へ連絡します。
(2)第2次選考
 オンライン面接。 結果は応募者へ連絡します。
(3)最終選考
 対面による面接。 ※面接に係る旅費は、下川町旅費規程に基づき支給します。

9.最終選考結果のおしらせ 
 最終選考の結果を、文書で通知します

10.その他
 最終選考に係る旅費以外の選考に要する費用ならびに採用後の引っ越し費用、健康保険料、年金保険料等は個人負担となります。下川町は自然に恵まれたたいへん環境の良い町ですが、公共交通機関の利便性はよくありません。勤務以外の生活には自家用車をお持ちの方が便利です。前もって、下川町および地域の下見等を希望したい方は是非ご相談ください。

このページの作成者・お問い合わせ先

教育委員会
電話:01655-4-2511

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