一の橋地区地域熱供給システム面的拡大事業の実施について
作成日:2023年12月07日
最終更新日:2024年01月25日
事業概要
この事業は、戸田建設株式会社が下川町一の橋で行っている夏秋イチゴ栽培ハウス4棟の加温のため、一の橋地域熱供給システムから熱を供給するための熱導管を延長する実施設計及び設備導入を行うものです。
戸田建設株式会社とは
下川町と戸田建設株式会社は、令和5年7月18日に「地方創生に関する包括連携協定」を締結し、主に次の取組みを連携して行います。
① 夏秋イチゴを中心とした新しい「下川ブランド」の定着
② 地域雇用の拡大及び障害者支援施設等との農福連携の実施
③ 森林バイオマス熱供給、太陽光発電システムなど再生可能エネルギーを利用した環境負荷低減農業の実践
④ 可搬式太陽光システムを利用した非常時の電源確保、運用体制の検討
北海道ゼロカーボン・ビレッジ構築支援事業
事業を実行するにあたり、北海道ゼロカーボン・ビレッジ構築支援事業補助金を活用します。この補助金は、新エネルギーの活用を促進するため、地域の特性に応じた多様なエネルギー資源を公共施設・民間企業等で活用する地域マイクログリッドや熱の面的利用など、需要と供給が一体となった取組に対し補助金が交付されます。
整備内容
令和5年度に実施設計、6年度に温室ハウスまでの導管延長、熱交換器、温水循環ポンプなどを整備します。
事業による経済効果等
灯油使用量で年間26,500Lの削減が期待され、約350万円の地域外への資金流出削減が見込まれます。また、燃料用チップとして間伐材134㎥の森林資源の活用が期待され、原木購入代金として森林所有者へ約86万円還元される見込みです。
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産業振興課
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