未央の実家として、本町でのロケシーンの多くをここで撮影。
下川町産の木材をふんだんに使用し、断熱性能に優れた大きな窓やヒートポンプ、木質ペレットストーブなどを取り入れることで環境にやさしいつくりとなっている。
また、暮らしと森林の関係をより意識できるよう様々なアイデアにより、北海道の四季折々の風景が楽しめる開放的な空間を演出している。
名称 | エコハウス美桑 |
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電話番号 | 01655-4-3311(五味温泉) |
営業時間 | 宿泊 チェックイン 14:00、チェックアウト 10:00 |
定休日 | 月一回月曜日(要連絡) |
住所 | 〒098-1215 北海道上川郡下川町班渓2893番地 MAPを見る |
URL | http://gomionsen.jp/mikuwa/ |
利用料金 | 4時間以内 2,000円(1時間毎に500円加算) 宿泊体験 10,000円(2人まで)
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施設・備品 | リビング・ダイニング・キッチン・浴室・トイレ・エレベーター・寝室・個室(3)・ベッド・自転車・冷蔵庫・電子レンジ・トースター・炊飯器・電機ポット・コーヒーメーカー・調理器具・洗濯機・TV・DVD・インターネット(ISDN)・アメニティ・タオル |
同級生の大樹が落ち込む未央の背中を押す大切なシーンで登場し、下川町の緑豊かな景観を一望できるロケーションが見どころ。
名寄川(なよろがわ)は、下川町を流れる天塩川水系の一級河川であり、国内でも珍しい地形、地質、生態系を持つ。川名は、アイヌ語の「ナイ・オロ」(川(沢)・の中(所))に由来。
名称 | 名寄川 |
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未央が故郷下川町から人生の”リスタート”を誓うライブ会場として撮影。
昭和27年に下川町農業協同組合によって建築され、建築当時は、米俵が人の手によって運び込まれ貯蔵されていた。
近年では、下川町の冬の名物詩アイスキャンドルフェスティバルのメインイベント「アイスキャンドル博」の会場として使用されるなど、町民の集いの場所として利用されている。
また、現在は、下川町産クラフトリキュール製造販売の一般社団法人EZOUSAGIのリキュール保管倉庫としても利用されている。
名称 | JA 北はるか石蔵倉庫 |
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MAP | MAPを見る |
農家 睦良田 直紀さん、睦良田 まい子さん 夫妻
2017年に下川町へ移住
「小さいころに食べた下川の美味しいフルーツトマトを自分の手で作りたい。」そんな想いを叶えるため、下川町で2年間の厳しい研修を経て、平成31年3月に就農した。
現在は、フルーツトマトを中心に、秀品率の高い良質で安全な農産物を生産しており、コクのある甘みと濃厚な深みと旨味が詰まったフルーツトマトを皆様のお口へお届している。
名称 | 睦良田さん(耕種農家) |
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下川町内外から愛されている昭和レトロな店内のお店。
あのスキージャンプのレジェンドが「世界一おいしいナポリタン」と公言するナポリタンは、昔ながらの懐かしい味でお店の定番メニューとなっている。
名称 | コーヒーと洋食 アポロ |
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電話番号 | 01655-4-3802 |
営業時間 | 11:00~15:00、18:00~22:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日、木曜日 |
住所 | 〒098-1207 北海道上川郡下川町錦町76番地 MAPを見る |
下川町産の木材を使用し世界に一つだけのマイ箸づくりができる体験工房。エンジュ、イチイ、クルミ、サクラから自分の好きな木の種類を選び、カンナで削ってオリジナルのマイ箸を作製。
名称 | 体験工房 木子精 |
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電話番号 | 090-3392-9570 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
住所 | 〒098-1207 北海道下川町錦町14番地 MAPを見る |
URL | http://kinokokoro.net/ |
ひとつひとつ人の手で石を積み上げつくられた全長2kmの長城。使われた石は15万個以上に及び町内外から多くの人が築城に参加。積み上げた人の名前やメッセージが刻まれている。
現在は、町民手づくりの観光スポットとして定着し、町のシンボルとなっている。
名称 | 万里長城(桜ヶ丘公園) |
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電話番号 | 01655-4-2072(下川環境サービス事業協同組合) |
営業時間 | 通年開放 |
定休日 | 公園は、いつでもご入園できます。 |
住所 | 〒098-1205 北海道上川郡下川町西町1026番地 MAPを見る |
URL | http://www.shimokawa-time.net/event/banri/ |
映画『リスタート』主人公の幼なじみ・大輝を演じる。北海道内でネイチャーガイドをしている役どころ。
下川町在住
(茨城県土浦市より2018年に移住)
現在ネイチャーガイドとして活動中。
2019年の夏、下川町で映画『リスタート』の撮影がおこなわれた。シンガーソングライターを目指し、上京した主人公・未央(EMILY)が夢への道を断たれ、地元の北海道下川町で家族や友だちとの関わりを通し、心身を癒しながら、やりたいことに少しずつ向き合っていく物語。
同級生の一人・大輝を演じたのは、札幌市出身のSWAY(DOBERMAN INFINITY/劇団EXILE)さん。ネイチャーガイド兼カメラマンという役どころで、どん底から這い上がる未央を見守った。
映画公開直前、SWAYさんと、下川町内でフリーのネイチャーガイドをおこなう園部峻久さんの対談を実施。それぞれの視点で下川町の魅力、そして映画に込められたメッセージをうかがった。(以下、敬称略)
SWAY
8 年以上、「EXILE TRIBE 男旅」という番組を通じて、北海道の自然や人に密着してきました。番組では畑作業をお手伝いしたり、北海道に移住してお店を始めた方のところでお手伝いさせてもらったりして。ネイチャーガイドの仕事そのものではないけど、8 年間で得た経験が生きたなと感じました。
あと僕自身、星を見上げるのが好きで。満点の星空を見ると、なるべく 5 分くらいはそのまま見上げるようにしているんです。流れ星が見えるから。
園部
僕もそうです。下川も、流れ星がたくさん見えますよ。
SWAY
撮影中も、キャスト陣と一緒に流れ星を見ました。そういうところは、ネイチャーガイド気質なのかもしれません。
園部
SWAY さんが川のレスキュアーとして理想的な身体をされていて、うらやましかったです。この映画を観て「下川には大輝くんみたいなガイドがいるんだ」と思って来られると、僕はちょっと困ります(笑)
SWAY
そう言っていただけると、ありがたいです(笑)ロケハンでは、突然園部さんが川に入りはじめたと言って、品川監督がすごく驚いていました。
園部
そうなんですか?
SWAY
何度も話していたので、印象的だったんだと思います。僕がEMILYを川に突き落とすシーンがあるんですが、その撮影の時も「EMILYが川に落ちたら、SWAYも躊躇なく入って。ネイチャーガイドってそういうものだから」って。
SWAY
水がうまいです。あと、勝手な推測ですが、みなさんのローカルネットワークというか、つながりがすごくしっかりされているのかなと感じました。
最後のシーンを焼肉屋さんで撮り終わった後、違うところでごはんを食べようと話をしていたんです。そしたら、撮影場所で使わせてもらった焼肉屋さんのお母さんが「この店ならおいしいよ」って町内の違う焼肉屋さんを教えてくれました。
あとタクシーを呼ぶときも「運転手さんに、名前を言えば分かるから」って言ってましたね。
園部
たしかに、名前と顔がすぐ知ってもらえるのは下川のいいところの一つですね。郵便物も、何度も配達してもらううちに顔見知りになって、家にいない時は職場に届けてくれることもあります。
SWAY
あったかい感じが伝わりました。
園部
それから映画のなかの未央の友だち同士の雰囲気が、下川の人たちとすごく似ているなって思いました。いじり合いながらも信頼しているというか。
SWAY
なるほど。地元の友だちって、時間を忘れさせてくれる距離感とか雰囲気があると思うんですが、その感覚を意識して、大輝の役作りをした部分もあります。だから、そう思っていただけるのかもしれません。
僕の地元は北海道なんですが、20年以上経っても、地元の友だちとは学生時代ならではの距離感とか感覚があります。僕の場合、東京でつらいことがあったとしても、北海道に帰ったら、事情を詳しく聞かずとも、違う方法で励ましてくれるっていうか。
再出発を描いた映画ですが、見てくださる方の地元が北海道でなくても、それぞれの馴染みの友だちのありがたさを、思い出させてくれる映画でもあると思います。
園部
3年前に他の地域から下川に移住したんですが、ここで過ごすうち、住んでる人や環境に癒された部分は大きいです。そういう意味では、未央と似ています。
SWAY
僕、25歳で上京したんですが、当時「このままじゃまずい」って、ずっと思っていたんです。自分が思い描いていた理想の25歳と現実は、全然違って。だから、何も決まっていないのに、当時勤めていた会社にとりあえず「辞めます」って伝えました。
園部
それは思い切りましたね。
SWAY
12月31日に仕事を辞めたんですけど、その数日後に、EXILEのSHOKICHIから電話があったんです。「SWAYを東京に誘おうと思ってたんだ」って。
園部
すごいタイミングと縁ですね!
SWAY
いま思えば、そういう流れの中にいたのかなって思います。どん底ではないですが、変えたいって思っていた時期ではありました。それに、会社を辞めたり上京したりすることに対して、周りが応援してくれていたのも、一歩踏み出せた理由だなと思いますね。
SWAY
コロナで休んでしまった期間もあったので、もう一度身体を鍛え始めました。
園部
肉体改造のリスタートということですね。
SWAY
映画の試写で2年前の自分を見て、スイッチが入りました。
園部
僕も映画の撮影時、フルウエットスーツで身体のラインが出て恥ずかしかったので、SWAYさんを見習って鍛え直したいと思います。
SWAY
僕はコロナ禍で音楽活動やツアーが中止になって、それこそどん底を見せられたような気分になったこともありました。でも、大事なものを遠くに離されてしまったことで、近くに当たり前にあったものの大切さを再確認することもできたなって。
もし予定通り公開していたら「リスタート」というタイトルが、今ほど自分ごとに感じられる人は、多くなかったかもしれません。
こういう時期だからこそ、みなさんの中に大きい意味が生まれるんじゃないかなと思います。それに、誰かにとってのリスタートの場所が、下川町になるかもしれないですし。
園部
そうですね。コロナ禍に都会で夢半ばになってしまった人こそ、北海道の空気に触れていただきたい。ここで暮らすうちに、2 年後とか 3 年後とかに、リスタートできるかもしれない。
特に下川町は、リスタートできる場所だと思います。僕は下川に来て、すごく自己肯定感が高まったので。
SWAY
この映画が、みなさんなりのリスタートに対する、エールになってくれたら嬉しいです。まずは、ゆっくりスタートしてもらえたらと、思っています。
東京都杉並区 高円寺出身。
フォークデュオ【HONEBONE】のヴォーカル担当。日本語にこだわったリアルな歌詞を歌い、これまでにアルバム5枚、ベストアルバム1枚をリリース。
笑いあり涙ありのライブは全国で完売続出、歌のみならずEMILYのキレのあるMCも特徴的。
個人のInstagramフォロワーは3万人を超え、中国・Weiboアカウントは開設わずか3日で2.6万人からフォローを受けるなど、SNS上でも話題を呼ぶ。
キャラを生かしたメディア出演、New Balance、TOYOTA、BOSE等のWeb広告モデルなどマルチに活躍の場を広げる。バラエティ番組「家、ついて行ってイイですか?」(TX)の出演をきっかけに品川ヒロシ監督に見出され、演技未経験ながら、本作でスクリーンデビュー・初主演を飾っている。
1986年6月9日生まれ、北海道札幌市出身。
02年にラッパーとして活動を開始。その後、12年に劇団EXILEに加入し、音楽活動と並行して俳優としても活動を始める。14年にラップグループ【DOBERMAN INFINITY】を結成。また、自身の所属するグループのロゴや企業コラボのデザイン・ディレクションを担当するなど、マルチに活動の場を広げる。主な出演作に、『クローズEXPLODE』(14/監督:豊田利晃)、『HiGH&LOW』シリーズ(16~17/監督:久保茂昭)、『MANRIKI』(19/監督:清水康彦)、「ペンション・恋は桃色」(20/CX)などがある。6月9日発売の新曲「konomama」が絶賛配信中。