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多面的機能支払い交付金の事業計画の公表について

作成日:2021年04月23日
最終更新日:2023年09月11日

多面的機能支払い交付金とは

 近年、環境に関する関心・意識の高まりにより、資源の保全管理と農村環境の保全向上が求められています。
 しかしながら、環境保全に大きな役割を果たす農村地域では、過疎・高齢化の進行、農業用用排水路等施設の老朽化などによって資源の適切な保全管理が困難な状況となっています。
 そこで、地域(活動組織)が行う、農地・農業用水や地域環境を守る活動を、国(農林水産省)、北海道、町で支援するために、平成26年度に「多面的機能支払交付金」という制度が定められました。
 環境保全に対する支援は以前から行われており、平成19年度から平成23年度までの5年間は「農地・水・環境保全向上対策」として、平成24年度からは「農地・水保全管理支払交付金」として、拡充しながら続けられてきました。
 平成26年度に日本型直接支払制度が創設され、「多面的機能支払交付金」として実施することにな
り、地域資源の基礎的保全活動や質的向上を図る共同活動に対して支援が行われています。


 多面的機能支払交付金は2種類の交付金で構成されています。
(1)農地維持支払・・・・多面的機能を支える共同活動を支援します。

・農地、水路、農道等の地域資源の基礎的な保全活動(農地法面の草刈り、水路の泥上げ、農道の路面維持など)
・地域資源の適切な保全管理のための推進活動(農村の構造変化に対応した体制の拡充・強化、地域資源保全管理構想の作成など)

(2)資源向上支払・・・・地域資源(農地、水路、農道など)の質的向上を図る共同活動を支援します。

・水路、農道等の軽微な補修
・農村環境を保全するための活動(植栽による観光形成、ビオトープづくりなど)
・多面的機能の増進を図る活動(鳥獣被害防止のための対策施設の設置、心土破砕など)
・施設の長寿命化のための活動

(草刈り作業)

(目地詰め)

これらの活動が、農村地域の環境を守るための力になっています。

多面的機能支払い交付金の活動計画について

下川町の取り組みについて、下川町では、現在292.89ヘクタールの農地が認定を受けており、活動組織[中央・上名寄地区資源保護隊]が環境保全の活動に取り組んでいます。

令和元年~令和5年活動内容を公表。

計画の概要.pdf

このページの作成者・お問い合わせ先

産業振興課
電話:01655-4-2511

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