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一の橋バイオビレッジ構想~エネルギー自立の地域づくり~

目次

  1.経過・目的

  2.概要

  3.木質バイオマスボイラーによる地域熱供給

  4.地域活性化に向けた取り組み

1 経過・目的

下川町「一の橋」という地区は現在人口約140人、高齢化率が50%を超える小規模集落です。一の橋地区はかつては林業を基幹産業として栄え、昭和35年には人口2,058人を有しましたが、現在は商店も病院もなく、買い物や除雪等の支援要望の増加や住宅の老朽化など地域コミュニティの維持に関する課題が顕在化していました。

こうした状況の中、町は一の橋地区における自立的かつ安定的な暮らしを実現するため、平成22年度から地域おこし協力隊を導入して様々な生活支援サービスを実施するとともに、地区住民との議論を重ね、「一の橋バイオビレッジ」の将来像を描きました。

この中で生まれた集住化のアイデアにより、平成25年5月末、一の橋地区に超高齢化に対応するエネルギー自給型の集住化エリアが誕生しました。

集住化モデルエリア写真     集住化住宅写真

                                    集住化モデルエリア

2 概要

集住化住宅は、長屋風に外廊下で繋がった22戸の住宅です。バリアフリーやプライバシー等に配慮した1LDKから3LDKまで広さの異なる構成で、若者から高齢者まで様々な家族構成に対応できる住宅となっています。

これらの住宅の給湯・暖房はすべて木質バイオマスボイラーから供給され、電力の一部は太陽光発電によって賄われています。

  住宅内写真     木質バイオマスボイラー写真

                住宅内写真                             木質バイオマスボイラー写真

3 木質バイオマスボイラーによる地域熱供給

木質バイオマスボイラーによる給湯・暖房は地域熱供給システムとなっており、集住化住宅をはじめ、併設されている住民センターや郵便局、さらには近隣の障がい者支援施設、育苗温室ハウスなどにも地下配管を通じて暖房を行っています。

地域熱供給システム

4 地域活性化に向けた取り組み

一の橋地区では、地域おこし協力隊5名と集落支援員1名の計6名体制で、若者が高齢者の生活支援や見守りサービス、またコミュニティビジネス創造に向けた活動を進めています。

特に地域おこし協力隊が中心となり運営する地域食堂は、「地域への食の提供」をテーマに、地元産の食材を使用した昼食を地区の高齢者をはじめ町内外からの来訪者に提供しています。

また、木質バイオマスボイラーの熱を利用した事業としては、通年利用できるハウスを構え、造林用のコンテナ苗の栽培実証を始めているほか、平成25年10月に本町と「森林資源の多面的活用に関する連携協定」を締結した王子ホールディングス株式会社が薬用植物の試験研究を始めています。

        地域食堂の写真     コンテナ苗栽培実証の写真

                 地域食堂の運営                       コンテナ苗の栽培実証

         王子ホールディングス株式会社との連携

          王子ホールディングス株式会社との連携

 

視察受入対応は、財団法人 下川町ふるさと開発振興公社 クラスター推進部(電話01655-5-2770)で行っています。

お問い合わせ先

環境未来都市推進課 環境未来都市推進グループ 商工観光担当
電話:01655-4-2511(内線235・237)