万里長城
作成日:2020年02月24日
最終更新日:2020年04月14日
市街地から南へ1キロメートル、緩やかなカーブを描く丘陵に突如として延々と続く石の城壁が現れます。それが下川町のシンボル「万里長城」です。
「万里長城」は、草地造成で出た石を利用して、日本一の手づくり観光を目指し、昭和61年町民の手づくりでスタートしました。昔なつかしい「モッコ」を使い石を一つ一つ積み上げ、その積み上げた石に記念として名前を刻み込むというアイデアも生まれました。これが、体験型観光として、またユニークなまちおこしとして全国に広まり、毎年一万人を超える方が石積みに訪れ、石積みをとおして町民との交流が図られています。
万里長城がある桜ヶ丘公園には、「ふるさと交流館」(郷土資料館)や「桜ヶ丘アリーナ」(土間運動場)、「山村広場」、「野球場」、「トイレ」なども整備され、町民の憩いの場となっています。5月の桜の時期には「万里長城祭」が行われます。
「万里長城」は、西暦2000年秋、当初の計画とおり桜ヶ丘公園をぐるりと囲み、2000メートル築城を達成しました。平成12年10月8日には、下川町開拓100年記念事業として築城2000メートル達成記念セレモニーも行われ、新世紀への新たなスタートを切りました 。
晩冬の万里長城
毎年5月第3土曜日、万里長城祭が開催されています。