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下川町が「バイオマス産業都市」に選定されました!

 下川町は、国がすすめる「バイオマス産業都市」構想において、「下川町バイオマス産業都市構想」を提案したところ、本日、選定を受けることが決定しました。
 バイオマス産業都市には、全11地域中8地域が選定されました。

(選定地域)
北海道下川町、北海道十勝地域(帯広市外16町2村 計19市町村)、北海道別海町、宮城県東松島市、茨城県牛久市、新潟県新潟市、愛知県大府市、香川県三豊市

 なお、認定式が平成25年6月14日(金)10時から農林水産省で開催されます。

バイオマス産業都市とは

 昨年9月、関係府省が共同でとりまとめた「バイオマス事業化戦略」に基づき進められているプロジェクトであり、バイオマスの原料生産から収集・運搬、製造・利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、バイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまちづくり・むらづくりを目指す地域を関係府省が共同で選定し、連携して事業化プロジェクトへの支援を行っていくものです。

 ※関係府省:内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省

「下川町バイオマス産業都市構想」の概要

 下川町が目指す「バイオマス産業都市」とは、半世紀にわたり築き上げてきた森林バイオマスなどの資源をさらに造成し、実用化技術の活用と技術の研究・実証を通して、バイオマス資源を最大限かつ最大効率で利活用する一貫システムを構築しながら、バイオマス総合産業を軸とした環境にやさしく豪雪、厳寒、異常気象など災害に強いエネルギー完全自給型の地域づくりを進め、雇用の創出と活性化につなげ、域内の生産性を高め、地域に富が還元され、そして富が循環されるまちを実現するものです。
 この構想の具現化を図る取組として、
① 地域の豊富な森林資源を最大効率かつ最低コストで利活用可能な一貫システムを構築する「林業・林産システムの革新」、
② 木質バイオマス発電をはじめとする「小規模分散型再生可能エネルギー供給システムの整備」、
③ ヤナギ等の「資源作物栽培の事業化・BDF製造事業の拡大」、
④ 薬木・薬草等の「未利用森林資源等の新用途加工」を掲げています。

町長コメント

 農業・林業を基幹産業とする下川町にとって、バイオマス活用による産業化は、町の根幹をなす、極めて重要かつ緊要なものであります。
 今日の選定を契機として、スピード感を持って具体化を図ってまいります。

下川町について

 下川町は道北に位置する人口約3,600人の内陸の町です。全体面積64,420ha(東京都23区の面積相当)のうち約9割が森林で覆われ、林業・農業が基幹産業の町です。

 かつては旧財閥系の鉱山で栄え、15,500人を超える人口を有していましたが、休山とともに人口が激減した過疎地であります。一方、近隣市町村とは合併せず、社会インフラや保健・福祉等の住民サービスの強化による自律のまちづくりで人口減少に歯止めをかけてきました。

 町では基本財産の形成と安定した雇用の確保を図るため、昭和28年から国有林の払い下げを受け、欧州の先進的森林経営に学びながら、4,500ha以上の町有林面積を確保し、毎年約50haの伐採と植林が60年間サイクルで無限に繰り返すことができる持続可能な循環型森林経営を確立しています。

 平成15年には環境、社会、経済に配慮した森林管理が認められ、世界的な森林認証(FSC認証)を北海道で初めて取得し、認証面積は、国有林及び民有林で7,150haとなっています。

 森林から搬出される原木は、主伐材に加え、育林過程の除間伐において搬出される間伐材まで無駄なく加工し、集成材、円柱加工、木炭、木酢液、燻煙加工、さらにはトドマツの枝葉からアロマオイルの抽出まで行うゼロエミッションの木材加工システムは、全国的なモデルとされ、国内外からの視察者が絶えない状況となっています。

 平成16年度から製材端材や木くず等を原料とする木質ボイラー導入によるエネルギー転換に北海道で最初に取り組み、役場周辺の地域熱供給システム導入など、バイオマスタウン構想に掲げた取組の着実な実施とさらなる木質バイオマスによるエネルギー転換を進めています。
 また、林地残材等の未利用資源を収集し、木くず原料の安定製造・供給を行う木質原料製造施設を整備し、事業化を進めているところです。

 現在、高齢化が著しく進む集落において若者との自立的かつ安定的な生活を実現する集住化モデル構築のため、環境負荷低減型のコレクティブハウスの建設と木質バイオマスエネルギー等による地域熱電併給によるエネルギー自給システムの導入を図り、高齢者と若者による社会コミュニティの再構築を目指す「一の橋バイオビレッジ構想」事業を進めています。

 下川町は平成23年度に国が進める「環境未来都市」及び「地域活性化総合特別区域」に認定・指定を受けており、両構想との有機的連携のもと、バイオマス産業都市構想の実現に向け、国・関係機関等の支援を受けながら着実に取組の具現化を図って参ります。

お問い合わせ先

下川町森林総合産業推進課 バイオマス産業戦略室
電話:01655-4-2511

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