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気道異物の除去(乳児の場合)

作成日:2012年06月24日
最終更新日:2020年02月10日

気道異物による窒息と判断した場合は、直ちに119番通報を誰かに依頼し、異物除去を行ってください。

1 乳児に反応がある場合

反応がある場合、乳児に対しては背部叩打と胸部突き上げを行います。

背部叩打法

 救助者の片腕に乳児をうつぶせに乗せ、乳児の顔を支えながら、頭部が低くなるような姿勢にします。
もう一方の手の付け根で、背中の真ん中を異物が取れるか反応が無くなるまで強く叩きます。

 

胸部突き上げ法

 救助者の片腕に乳児の背中を乗せ、手のひらで乳児の後頭部をしっかり支えながら、頭部が低くなるように仰向けにし、
もう一方の手の指2本で、胸の真ん中を力強く数回連続して圧迫します。
(心肺蘇生の胸骨圧迫と同じ要領です)

 

注意点

  • 乳児に対しては、腹部突き上げ法を行いません。
  • 反応が無くなった場合は、乳児に対する心肺蘇生の手順を開始します。
  • 救助者が一人の場合は、まず119番通報とAEDの手配を行い、通常の心肺蘇生を実施してください。

このページの作成者・お問い合わせ先

下川消防署
電話:01655-4-2119

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